• No : 2939
  • 公開日時 : 2022/07/19 05:30
  • 更新日時 : 2024/09/02 12:03
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国内株式の注文方法(指値・成行・逆指値)について

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回答

ネット倶楽部では、「指値」「成行」の通常注文と、逆指値注文の注文方法でお取引いただけます。
また、指値注文や成行注文の際に、執行条件を加えて発注することができます。執行条件については、<注文時の執行条件>でご確認ください。
 
注文の種類
(注文種別)
内容
選択可能な
注文の有効期間
指値
(さしね)
制限値幅の範囲で値段を指定して売買する注文方法です。
買いの場合、指値と同値または指値を下回る価格が付いた場合に約定します。指値と安値が同値の場合、一部出来、不出来となる可能性があります。
売りの場合、指値と同値または指値を上回る価格が付いた場合に約定します。指値が高値と同値の場合、一部出来、不出来となる可能性があります。
 
執行条件:寄指(よりさし)・引指(ひけさし)・不成(ふなり)
当日
期間指定
成行
(なりゆき)
値段を指定せずに売買する注文方法です。
市場の動向で約定価格が決まります。約定は成立しやすくなりますが、株価の変動が激しい場合は想定よりも高い値段や安い値段で売買されることがあります。
 
執行条件:寄成(よりなり)・引成(ひけなり)
当日
期間指定
逆指値
(ぎゃくさしね)
注文を執行するための条件(トリガー価格)をあらかじめ設定し、現在値がトリガー価格に到達した場合に注文が執行される注文方法です。
これにより、現在値が指定したトリガー価格を上回れば買注文を執行する、現在値が指定したトリガー価格を下回れば売注文を執行する、ということが可能になります。
>逆指値注文についてくわしくは<こちら>
 
執行条件:不成(ふなり)
当日
期間指定
 
 
<注文時の執行条件>
執行条件を選択して注文する場合、注文の有効期間は「当日」のみとなります。
執行条件
注文方法
(注文種別)
内容
寄指
(よりさし)
指値 寄付時点に限り有効な指値注文です。
前場(ぜんば)の寄付以前の注文は前場の寄付、後場(ごば)の寄付以前の注文は後場の寄付で約定します。
引指
(ひけさし)
引け時点に限り有効な指値注文です。
前引け以前の注文は、前場(ぜんば)の引け値(前引け)、前引け以降の注文は後場(ごば)の引け値(大引け)で約定します。
不成
(ふなり)
指値
逆指値
売買注文において、ザラ場(始値から終値の間)では指値注文としますが、売買が成立しなかった残数量については、前引けまたは大引けの時点において成行注文に自動的に変更して執行される注文になります。
寄成
(よりなり)
成行 前場、後場の寄付を指定して注文する成行注文です。
前場の寄付以前の注文は前場の寄付、後場の寄付以前の注文は後場の寄付で約定します。
引成
(ひけなり)
前場(ぜんば)、後場(ごば)の引け値を指定して注文する成行注文です。
前引け以前の注文は前場の引け値(前引け)、前引け以降の注文は後場の引け値(大引け)で約定します。
 
 
<執行条件の注文受付時間>
 
■寄指、寄成
 
■引指、不成、引成
 
東京証券取引所の場合、現物取引は9:00~11:30(前場)、12:30~15:00(後場)が立会時間となります。
なお、寄付は、最初に値段が付いた売買になりますので、9:00に寄り付かないこともあります。