• No : 9390
  • 公開日時 : 2022/07/19 05:30
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逆指値注文の価格指定方法

回答

逆指値注文は、通常の成行注文や指値注文と異なります。まず、注文執行の条件となる価格(トリガー価格)を指定します。次に、現在値がそのトリガー価格に到達したときに執行する注文価格(成行または指値)の指定を行います(ここでの現在値とは、市場での約定値段のみとなり、気配値、特別気配値は、対象とはなりません)。
 
 
〇売りの場合の価格関係(注文価格が指値の場合)
逆指値で売り注文を出す場合、(A)逆指値注文をする時点の市場価格(現在値)、(B)注文執行の条件として指定する価格(トリガー価格)、(C)指値注文をする場合の指値は、次の関係になっている必要があります。
 
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〇買いの場合の価格関係(注文価格が指値の場合)
逆指値で買い注文を出す場合、(A)、(B)、(C)は、次の関係になっている必要があります。
 
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〇留意事項
  • 指定したトリガー価格に現在値が到達しないと注文は執行されません(ここでの現在値とは、市場での取引価格のみとなります。気配値や特別気配値は対象とはなりません。)。
  • 指定したトリガー価格に現在値が到達し、注文が執行した(発注された)場合でも、注文価格が指値のときは、約定しないケースがあります。また、注文価格が成行であっても、注文執行時における市場の売買状況によっては、必ずしも約定しないことがあります。
  • 相場状況によっては、逆指値注文から当初想定した金額での買付または売却ができないことがあります。