• No : 1819
  • 公開日時 : 2017/01/24 08:46
  • 更新日時 : 2018/03/23 12:19
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住民税はどのように納めるのですか?

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回答

住民税は、都道府県や市区町村の住民が、所得が生じた年の翌年1月1日現在の住所地の都道府県や市区町村に納税する税金です。住民税の課税方式は、所得税のような申告納税方式ではなく、原則として、市区町村が前年分の所得金額などを基に税額を計算して納税者に通知し、それに基づき納期限までに納税するという賦課課税方式です。

〇住民税の納税方法
住民税は、普通徴収の方法により納税するのが一般的ですが、給与所得者については、原則として、特別徴収の方法により納税することとなっています。
ただし、給与所得者に給与以外の所得がある場合には、所得税の確定申告書において、給与以外の所得に対する住民税の納税方法について、特別徴収または普通徴収のいずれにするかを選択することができます。
普通徴収
市区町村からの納税通知書に基づき、納期限までに納税者が直接納税するしくみです。
特別徴収
特別徴収税額通知書により、市区町村から給与支払者(勤務先等)を通じて給与所得者に通知され、給与支払者が毎月の給与の支払いの際に、給与から税金を天引きして市区町村に納税するしくみです。
 
<普通徴収と特別徴収>
区分
対象者
納税時期
納税方法
普通徴収
納税者すべて
(給与所得者は給与以外の所得につき選択可)
6月・8月・10月・
翌年1月の各月末
銀行等で納税
特別徴収
給与所得者
給与の支払時
支払給与から
天引き納税