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  • No : 4318
  • 公開日時 : 2022/07/19 05:30
  • 更新日時 : 2024/04/25 11:55
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テクニカルチャート『ボリンジャーバンド』による売買シグナルの見方

回答

ボリンジャーバンドは、移動平均とその期間の標準偏差「σ」を計算し、移動平均線を中心に、上に「+1σ」「+2σ」、下に「-1σ」「-2σ」を重ねて描いたチャートです。株価収益率は、「±1σ」の幅(バンド)に収まる確率が約68%、「±2σ」の幅(バンド)に収まる確率が約95%、といった統計的な特性があります。また、このバンドは、計算期間内での値動きが激しくなるとバンド幅が拡大、値動きが小さくなるとバンド幅が縮小する傾向にあります。「ボリンジャーバンド」は、この特性を応用して売買の判断を行うものです。

 
 
〇売買シグナルの見方
ボリンジャーバンドでは、ローソク足がバンドを上抜け(または下抜け)したところでシグナル発生とみますが、バンド幅の拡大や縮小によって、シグナルの意味が異なります。
例えば、株価が「+2σ」を上抜けすると買われ過ぎ、株価が「-2σ」を下抜けすると売られ過ぎとみて、株価の方向が反転するものと捉えることができます。一方、株価が例えば「+2σ」を上抜けしたところで、バンド幅が狭い状態(スクイーズと呼びます)から広がりつつある状態(エクスパンションと呼びます)に変わると、株価は反転せずに同じ方向に強いトレンドが発生していると捉えます。
 
■みずほ証券のオウンドメディア「MONEY VOYAGE」で詳しく解説しています。
図でわかる!ボリンジャーバンド 
 
 
 
〇売買シグナルが発生している銘柄をリストアップする方法
ネット倶楽部の「株式スクリーニング」を利用すると、買いシグナル・売りシグナルそれぞれが発生している銘柄をリストアップすることができます。
 
ネット倶楽部の[投資情報]>株式の[国内株式]>[株式スクリーニング]>[検索条件をさらに絞り込む]>ボリンジャーバンドに条件を設定>[検索]
※スマートフォンでは詳細検索([検索条件をさらに絞り込む]スクリーニング)はご利用いただけません。
 
次の例は、-2σをローソク足が下抜けしている銘柄を指定しています。
 

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